わかば接骨院通信

2015年7月10日 金曜日

交通事故による後十字靭帯損傷について 大府市のわかば接骨院

後十字靭帯損傷が起こる時

後十字靭帯はひざにあります。

運転席または助手席に座っていて、交通事故に遭った際、ひざを車のダッシュボードにうちつけることでこの損傷が生じることがあります。

ですからこの損傷はダッシュボード・インジュアリーとも呼ばれています。

運転席や助手席で膝を曲げた状態のまま、ダッシュボードに交通事故による外力・衝撃などによって、膝を打ちつけ、脛骨が90°曲がったまま後方に押しやられ、後十字靭帯損傷となるのです。

これはPCL損傷とも言われます。

後十字靭帯損傷の特徴

合併症が多いのが特徴の一つです。

単独で発生することはまずありません。

膝蓋骨骨折、脛骨顆部骨折、MCL損傷などを伴うことが多いのです。

痛みと腫脹が出現しますが、前十字靭帯損傷と比べますと、本人の機能障害の自覚や痛みが少ないのが特徴です。

とはいえ、合併した膝蓋骨骨折等を中心としての痛みを訴えることとなります。

診断法について

前十字靭帯損傷と同じく、後十字靭帯損傷も医学的なテストによって診断を行います。靭帯が切断されている場合、膝がぐらつきます。

そのぐらつきの有無や程度、特性により診断を行うこととなります。診断法は2つあります。

① Posterior Sag Test
後十字靭帯損傷がある場合、膝を90°屈曲すると、下腿部の重みで脛骨が後方に落ち込みます。

仰向けで股関節を45°曲げた場合と膝を90°曲げた場合に膝がぐらつくかを確認します。

後十字靭帯損傷がある場合さらに脛骨上端を後方に押すとぐらつきます。

これだけでおおまかな診断は出来ますが、他に単純レントゲン写真、CTスキャン、関節造影、MRI等の検査を行います。

この中でもMRIがとても有効です。

② ストレスレントゲン撮影
脛骨を後方に押し出し、ストレスをかけた状態でレントゲン撮影を行います。

わかば接骨院でも交通事故の治療が可能です。
詳細はコチラをご覧ください。



投稿者 わかば接骨院

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