わかば接骨院通信
2015年8月 4日 火曜日
交通事故でむちうちの対処 大府市,東海市のわかば接骨院
交通事故でのむち打ち症
交通事故などで首の周りを痛めた場合を指す言葉で、むち打ち症と言う言葉をよく耳にしますが、これは正式には外傷性頸部症候群あるいは頸椎捻挫といいます。
診断書にもそのように書かれます。
むち打ち症になるメカニズムとしては、まず頭部は意外と重く体重の10分の1と言われています。
この状態で追突事故を受けた場合、体だけが先に押し出され、頭は体に引っ張られるような形で動くことになります。
言い換えると、頭部は胴体とは逆の方向に動くわけです。
このS字型の衝撃がむち打ち症を引き起こします。
むち打ちの症状
むち打ちにあった時、合併する症状としてさまざまなものがあります。
事故に遭った当日は症状が出なくて、翌日以降から発症するケースが多いので注意が必要です。
症状としては、
・首 ・ 背中 ・ 肩 などのコリや痛み
・耳鳴り
・頭痛
・めまい
・吐き気
・手足の痺れや震え
・食欲不振
・脱力感
などがあげられます。むち打ちでは大きな外傷はみられないとはいえ、「怪我をしていないから大丈夫」とは考えず必ず病院を受診するようにしましょう。
事故に遭ったら
実際、事故にあったらどのように対処していけばいいのでしょうか。
① 警察への届け出
事故発生時、当たり前のことですが必ず警察へ届け出ましょう。
その際事実ではない不利なことを認めていないか注意しましょう。
② 治療
通院または入院することになります。
病院に症状をきっちり説明して必要な検査を受けましょう。
③ 症状固定
回復し続けていた症状が、治療を続けても大幅な改善が見込めず、長いスパンでみると回復・憎悪がなくなった段階、すなわち薬やリハビリで一時的には回復するがまた戻ってしまう一進一退の状態を、症状固定と言います。
損害賠償上は、医学的には大幅な改善が見込めないのであれば、いたずらにいつまでも治療費を加害者側に負担させるのではなく、治療期間は終了とし、残存した症状については「後遺障害」として損害賠償の対象とし、問題を早期に解決しましょうという、損害賠償上の都合によるしくみでもあります。
④ 後遺障害の認定
ここから先は、等級認定を受け、逸失利益や後遺障害慰謝料を請求することになります。
後遺障害認定に必要な診断書や検査結果をそろえましょう。むち打ちの場合は後遺障害 として認定されるのは7 級 ・ 9 級 ・ 12 級 ・ 14 級の4つです。
⑤ 加害者(保険会社)からの賠償金の提示
算出理由についての説明をしっかり聞きましょう。
⑥ 示談
という流れになります。
わかば接骨院では交通事故専門士による治療と無料相談も行っております。
交通事故治療の詳細はコチラをご覧ください。
投稿者 わかば接骨院