わかば接骨院通信
2016年6月10日 金曜日
自転車事故と交通事故加害者 東海市の交通事故治療は当院へ
自転車も加害者になる
交通事故の加害者と言うと、自動車の運転手を想像する人が多いですよね。
確かに交通事故で加害者になる人の多くは、自動車の運転手です。
しかし、近年は自転車が加害者になるケースも増えています。
自転車同士の接触事故や追突事故はもちろん、自転車と歩行者の事故では車での事故に匹敵するほどの大事故になる場合もあります。
自転車だからと言って自動車の事故よりも罪が軽くなるわけではありません。
自動車のように保険に入る義務がないぶん、場合によっては超高額の賠償金を自分で負担しなければいけなくなる可能性もあります。
また、被害者に後遺症が残るような大けがを負わせてしまった場合、一生その罪悪感を背負って生きていくことになります。
自転車は免許が無く、誰でも簡単に乗れます。
だからこそ、誰しも交通事故加害者になる危険があるのです。
自転車運転講習制度について
平成27年6月から自転車に関する法律が変わりました。
自転車に乗っていて、危険な運転や違反行為とみなされる運転を繰り返した場合、自転車運転者講習と呼ばれる講習を受けなければいけません。
自転車を運転する14歳以上の人すべてが対象となります。
危険な運転とみなされるのは「信号無視」や「酒酔い運転」などの指定された14項目に当てはまる行為のことです。
これらの行為をして、3年以内に2回以上検挙されると自転車運転者講習を受ける義務が発生します。
自転車運転者講習を受ける流れ
自転車運転者講習を受ける対象となった場合、公安委員会より自転車運転者講習の受講命令を受けます。
命令を受けたら、3か月以内に自転車運転者講習を受講しなければいけません。
もし命令を無視して講習を受講しなかった場合は、5万円以下の罰金が課せられます。
自転車運転者講習の内容
自転車運転者講習を受けることになったら、講習料が必要になります。
講習料は平均5700円程ですが、受講する都道府県によって別途定められています。
講習の時間は約3時間です。
内容としては、教本や視聴覚教材を使って、自転車運転の危険性や安全な運転とはどんなものかを学習します。
また、自転車を運転するものとしての適性や必要な知識、道路交通における交通事故の実例などを指導されます。
自転車の交通ルールに関する法令テストも実施され、しっかりと内容が理解できているのかを確認します。
講習を通して自分の運転の危険性を自覚し、自主的に安全な運転ができるようにするのが目的です。
万が一交通事故に遭ってけがを負ってしまった場合には、早めの治療をおすすめします。
わかば接骨院では交通事故専門士による治療と無料相談も行っております。
交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。
投稿者 わかば接骨院