わかば接骨院通信
2016年7月28日 木曜日
交通事故と自賠責保険について 東海市の交通事故治療は当院へ
自賠責保険の目的
自動車やバイクに乗る人は必ず加入しなければいけないのが、自賠責保険です。
加入していないで車やバイクに乗ったら、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金または免許停止処分を受ける可能性があります。
例外として自賠責保険を締結しなくてよいとされるのが、
・自衛隊の車
・アメリカ合衆国の車
・国連の軍隊の車
・道路以外の場所で使用する車
・農耕作業用の自動車
です。
交通事故を起こした場合に、自賠責保険に加入していれば事故の被害を補償を受けることができます。
万が一自賠責保険に加入していなかった場合は、事故の損害をすべて自分で支払わなければいけなくなります。
自賠責保険の特徴①
自賠責保険は強制保険とも呼ばれ、必ず入らなければいけない保険です。
これに対し、強制ではなく任意で入る保険を任意保険といいます。
任意保険は、自賠責保険でカバーできない部分を補ってくれる保険であり、保険会社によって補償内容が異なるので自分がどの補償内容を求めているのかを考えて選ぶ必要があります。
交通事故で他の人にけがを負わせたり、死亡させてしまった場合には自賠責保険で補償されます。
ただし、対物事故に関しては自賠責保険で補償されません。
自賠責保険②
自動車事故で加害者だけに過失があるわけではなく、被害者にも大きな過失がある場合は自賠責保険で補償される金額が減らされることがあります。
これは「過失相殺」といい、過失の割合によって自賠責保険の補償額が変わるという制度です。
相手にケガを負わせた場合の自賠責保険の支払限度額は120万円で、治療費や慰謝料などが補償範囲です。
後遺障害に対する補償範囲は、事故に遭わなければ貰うことができたであろう逸失利益、慰謝料などで、支払限度額は障害の度合いによって変わります。
相手を死亡させてしまった場合は、葬儀にかかる費用や逸失利益・本人と遺族に対する慰謝料が補償範囲となり、支払限度額は最高で3000万円です。
自賠責保険に加入するには
自賠責保険には、損害保険会社の支店もしくは自動車・バイクを販売している店で加入できます。
加入するためには車検がある車種の場合は、自動車検査証と現在契約している自賠責保険証明書が必要です。
原付の場合は、標識交付証明書と現在契約している自賠責保険証明書、125cc~250ccのバイクの場合は軽自動車届出済証と現在契約している自賠責保険証明書が要ります。
もしも交通事故で怪我をしたら、早めに信頼できる医師のもとへ足を運んでください。
交通事故治療の詳細はこちらをご覧ください。
投稿者 わかば接骨院