わかば接骨院通信
2016年8月22日 月曜日
交通事故ともらい事故について 大府市のわかば接骨院
もらい事故が起きやすい場所
加害者側に100%の非があり、被害者には何の落ち度もない交通事故のことをもらい事故といいます。
軽くぶつかったり、多少車に傷がついた程度の事故でも、被害者側にまったく非がない限りは、もらい事故です。
ある調査によれば、交通事故全体に占めるもらい事故の割合は3割程度です。
もらい事故は被害者と加害者がトラブルになるケースが多く、加害者が逃げてしまったりすることもあります。
もらい事故に巻き込まれた際の対応の仕方やけがの治療について知っておくことが重要です。
もらい事故後の流れ
もらい事故にあったら、まずは落ち着いて以下のような流れで対応しましょう。
①負傷者がいないか確認する
まずは、相手と自分のケガの具合を確認します。
加害者側が100% 悪いもらい事故であっても、加害者がケガをしている場合があります。
また、自分のケガについてはしっかりと主張をしなければいけません。
事故現場では痛みがなくても、後々痛みが出てくる可能性を考慮に入れて安易に「大丈夫です」とは言わないようにしてください。
②相手の情報を得ておく
もらい事故のトラブルで一番多いのが、加害者が姿をくらましたり、連絡が取れなくなったりすることです。
このような事態を防ぐために、加害者について得られる情報はできるだけその場で手に入れておきましょう。
手に入れておきたい最低限の情報としては、車のナンバーのメモ・免許証・自賠責保険の証書・任意保険の証書・車検証のコピー・連絡先・勤務先です。
③警察に連絡する
軽くこすっただけのような事故の場合、警察を挟まずにその場だけで事故を収めようとすることがあります。
しかし、被害者と加害者だけで話をまとめてしまうと、トラブルの種になりかねません。
事故の専門家である警察に間に入ってもらい、事故の状況をお互いの視点からしっかりと説明することが大切です。
その後の対応の仕方も教えてもらえるので、気になることや不安なことがあれば聞いておきましょう。
④メモ・録音を必ずする
事故現場で話したことはすべて録音しておくことをおススメします。
携帯電話の録音機能を活用して、話したことを記録しておけば後に「言った」「言わない」でモメる可能性がぐっと減ります。
また、起こったことは全て時系列でまとめてメモをしましょう。
相手の発言を記録しているということはこちらの言葉も記録しているということなので安易に「わかりました」「了解しました」などと言わず、「考えてから返事をします」と答えましょう。
特に、よくわからない専門用語を使われて分からないまま適当に返事してしまうと危険です。
分からないことはしっかりと調べなおしてから返事をするようにしましょう。
違和感や気になる点があれば必ず専門医に相談し、適切な処置をしてください。
交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。
投稿者 わかば接骨院