わかば接骨院通信
2016年10月31日 月曜日
交通事故の原因と治療 東海市の交通事故治療は当院へ
飲酒・居眠り運転の恐怖
近年、飲酒運転は死亡事故などの重大な事故につながりやすい危険な運転としてニュースでも取り上げられるようになり、厳しく取り締まられるようになってきました。
飲酒運転が発覚した際の行政処分として、正常な車の運転ができないと判断される酒酔い運転の場合、免許取り消しや免許停止となります。
車を運転して、酒酔い運転をした場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。
また、車を貸した人・車を運転すると知っていて酒を提供した人にも罰則が科せられるのです。
飲酒運転と同じくらい交通事故を起こす危険性が高いのが、居眠り運転です。
しかも、飲酒運転は呼気のアルコール濃度から飲酒したかどうかをチェックすることができますが、居眠り運転はチェックする方法がないので罰則で取り締まることも難しいのが現状です。
眠気を我慢しながら運転する行為は、お酒を飲んで酩酊状態で運転することと大差ありません。
正常な状況判断ができなくなり、目の前の出来事に対応する能力が欠如してしまうのです。
睡眠不足は気づきにくい
居眠り運転が起きてしまう一番の原因は、慢性的な睡眠不足です。
人間には1日7時間以上の睡眠が必要ですが、睡眠不足の人は常に睡眠が足りていない状態が続いているということです。
1日だけ徹夜するよりも、何日も何週間も睡眠不足の状態が続いているほうが居眠り運転をする危険は高くなります。
ある調査では、慢性的な不眠症に陥っている運転手と睡眠が十分にとれている運転手では、不眠症の人のほうが睡眠が足りている人よりも事故を起こす確率が4倍以上にもなるという結果が出ています。
睡眠不足は、本人が自覚しにくいという問題点があります。
特に若いときは多少寝ていなくても体にそれほど影響が出ないため、自分が睡眠が足りていないことに気づかないのです。
睡眠不足が一番悪影響を与えるのは、脳です。
脳の機能が低下すると、集中力がなくなり対向車線にはみ出す・車間距離を一定に保つことが困難になる、前方にある障害物を発見できなくなるなどといった問題が起きてきます。
また、睡眠不足の状態が長い間続いていると、運転中に突然意識を失ってしまうような可能性もあります。
車の運転をする人は、一瞬の気のゆるみが取り返しのつかない重大な事故につながることがあるという事を忘れてはいけないのです。
万が一、交通事故にあって負傷した場合は、できるだけ早めに医師の診察を受けてください
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投稿者 わかば接骨院