わかば接骨院通信
2016年11月22日 火曜日
自転車の交通事故リスク 大府市のわかば接骨院
自転車事故の状況
運動不足の解消や排気ガスを出さないエコな移動手段として人気が活性化している自転車ですが、利用者の増加に伴って交通事故も増えています。
「自転車は車よりも安全」「たとえ事故に遭ったとしても軽いけがをするくらいだろう」と自転車を甘く見ていると、大きな事故につながります。
自覚せずに利用している人が多いですが、自転車は道路交通法上は車両のひとつに分類されます。
万が一、自転車で交通事故を起こせば自動車と同じように刑事責任を問われることになるのです。
他人にケガを負わせた場合には、民事上の責任を問われ、損害賠償が発生することもあります。
重大な後遺症が残るケガをさせたり、相手を死亡させるような事故になったら、たとえ自転車事故でも数千万円の金額を支払わなければいけなくなります。
近年実際にあった事故では、小学生の男の子が自転車で走行中に歩行中の60代の女性と正面衝突し、女性の意識が戻らず男の子には9500万円を超える金額の支払いが命じられた例があります。
特に自転車事故の死亡者数は、60歳以上の高齢者が圧倒的に多いです。
自転車に乗る人は、誰しも同じように事故に遭う危険も事故を起こす危険あるということを忘れてはいけません。
自転車を運転する人の保険
どれだけ注意していても、突然の飛び出しなど不慮の事態は避けられません。
もしもの時のために、自転車を運転する人は事故に備えた保険に加入しておきましょう。
自動車を運転する人は、もれなく全員が自賠責保険に入らなければいけませんが自転車には強制的に入らなければいけない保険がありません。
そのため、自分で任意の保険に加入する必要があるのです。
自転車事故に対応する保険は大きく分けて以下の3つがあります。
1.個人賠償責任保険
個人やその家族が、日常生活で他人にケガを追わせたり他人の物を破壊するなどした時に、損害賠償金や弁護士の費用などを補償してくれる保険です。
自転車で他人を負傷させたり、他人のものを壊したときにも使えます。
2.傷害保険
傷害保険は、自分が何らかの原因でケガをして入院・通院をした際もしくは死亡した時の補償をしてくれる保険です。
自転車でケガをしたり、転倒して骨折した時などにも補償が受けられます。
3.自転車保険
自転車保険は、自転車に乗っているときに負ったケガや歩行中に自転車にはねられたときに負うケガの補償に加えて、自転車に乗っているときに他人にケガをさせたり他人のものを壊したときの補償もされます。
つまり、個人賠償責任保険と傷害保険の特徴を併せ持った、自転車事故に特化した保険が自転車保険です。
保険会社によって細かな補償内容が違うので、値段や条件を照らし合わせて自分に適した保険を選びましょう。
わかば接骨院でも交通事故専門士による交通事故のケガの治療を行っております。
交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。
投稿者 わかば接骨院