わかば接骨院通信
2018年7月11日 水曜日
事故後は症状が出ていなくても病院へ 大府市のわかば接骨院
わかば整体院院長の須崎です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『事故後は症状が出ていなくても病院へ』について書いていきたいと思います(^O^)
事故直後...実は「症状が出ない」ことが多い
ある日突然遭遇する交通事故。
交通事故に遭った時、見るからに分かる負傷があったり、痛みや出血を伴う負傷を負っている場合であれば、自分自身、または周りの方が救急車を呼んで、病院で治療を受けることになります。
反対に自覚症状・外傷がなければ「病院に行く必要もないよね」という方もいます。
しかし、自分ではなんともないと感じていても、体も同じとは限りません。
仮に、負傷はあまりしていないけれど、念の為に病院に行くことにしたとします。
自分の足で救急車に乗ったあと、病院に着く頃には痛みを自覚し始め、自力で動くこともできなくなってしまっていた、ということがよくあるのです。
事故直後などの状態は多くのかたが非日常的な出来事に興奮しているケースがあります。
その場合、アドレナリンやβエンドルフィンなど「痛みが感じにくくなる」物質が分泌されているため、自分が怪我をしているのか分からなくなることがあるのです。
アドレナリンは感覚を麻痺させる効果があるホルモンです。
心拍数・血圧を上昇させて鎮痛作用もあると言われています。
打撲や捻挫、出血を伴う外傷や骨折していても、本来落ち着いている状態であればすぐに痛みに反応しますが、興奮している精神状態では痛みを感じなかった例もありますので、自覚症状がなくとも病院に行くようにしましょう。
なお、後でご紹介する「むちうち症」など交通事故特有の負傷は、事故後数日が経過してから症状が出ることも多いです。
交通事故直後は、まずは受診
交通事故の後は必ず医師のいる整形外科を受診するようにしてくだしあ。
その時に症状がないからと受診しなかった場合、事故日と診断日がずれていると事故による負傷なのかの判断がつかなくなってしまうことがあるからです。
しばらくは症状がなかったけれど、その後むちうち症の症状が出た場合、交通事故後の診断書がないと自賠責保険が適用されないことがあります。
実際、事故が起きてから2週間を超えてしまうと、「ほかの要因で怪我をしてしまったケース」も考えられるため、事故との因果関係を証明するのが非常に難しくなるのです。
軽い怪我でも、自覚症状がなくとも、後から症状が現れる可能性は十分にありますので、自分の身を守るために病院にも行きましょう。
なお、接骨院や整骨院でも診断書を作成することは可能です。
しかし、これはあくまでも後遺症が無い場合です。
後遺障害診断書は、医師が必ず作成する必要があります。
まずは医師の診断を受け、その後医師に相談しながら接骨院、整骨院に通う、または転院することをお勧めします。
むちうち症とは
むちうち症は正式な傷病名ではありません。
頚椎捻挫、パレー・ルー症候群、神経損傷などが正式の診断名となります。
交通事故に多く見られるむちうち症は、事故後から一週間程度の間をあけてから痛みを感じるケースもあります。
背筋の痛みや首のこり、頭痛、吐き気、手足のしびれ、食欲不振など、症状はさまざまですが、事故後に症状が現れた場合はすぐに整形外科を受診しましょう。
痛みが出てきたけれど忙しくて行けない、病院に行くほどじゃない、と治療を受けずに時間だけが経過してしまうと、症状は軽減していたとしても、根本的な部分は治っていないままになってしまいます。
その結果、後遺症が長く続き大きな悩みの一つになる可能性があるのです。
軽い頚椎捻挫であれば三ヶ月ほどで治癒するケースが多く見られますので、症状が軽いからと自己判断をせずに、専門家に相談するようにしましょう。
整骨院・接骨院でも治療が受けられる
「頚椎捻挫」または「頚椎挫傷」の診断を受けて整形外科に通院しているけれど、症状が一向に良くならない、というケースがあります。
その場合は、医師に相談して整骨院や接骨院に通院してみるのも良いでしょう。
整形外科では主に温熱療法や首のけん引などを行います。
整骨院・接骨院では、筋肉をほぐして電気を使い血流を良くし、さらにマッサージや全身のバランスを確認しながらテーピングなどを行います。
このような整骨院や接骨院の、東洋医学の手法による治療がむちうち症には効果的であることがあります。
さらに、むちうち症の治療で整骨院・接骨院に通う場合、むちうち症に自賠責保険の使用が可能となっています。
最近は整形外科と提携している整骨院・接骨院が多いため、比較的スムーズに転院することができるでしょう。
ただし、保険の観点から注意しなければならない点があります。
整骨院・接骨院で施術している柔道整復師は国家資格です。
しかし、中には柔道整復師に似た整体師という資格があることです。
整体師はカイロプラクティックという整体クリニックに多いのですが、整体師は国家資格ではありません。
民間資格であることを覚えておきましょう。
損害賠償請求、後遺障害認定を行う場合は、必ず国家資格がある有資格者からの「治療」が必要となるので、注意してください。
治療する院を選ぶ際には、評判や通いやすさも重要ですが、こういったことも参考にすると良いでしょう。
わかば接骨院では交通事故専門士による治療と無料相談も行っております。
交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『事故後は症状が出ていなくても病院へ』について書いていきたいと思います(^O^)
事故直後...実は「症状が出ない」ことが多い
ある日突然遭遇する交通事故。
交通事故に遭った時、見るからに分かる負傷があったり、痛みや出血を伴う負傷を負っている場合であれば、自分自身、または周りの方が救急車を呼んで、病院で治療を受けることになります。
反対に自覚症状・外傷がなければ「病院に行く必要もないよね」という方もいます。
しかし、自分ではなんともないと感じていても、体も同じとは限りません。
仮に、負傷はあまりしていないけれど、念の為に病院に行くことにしたとします。
自分の足で救急車に乗ったあと、病院に着く頃には痛みを自覚し始め、自力で動くこともできなくなってしまっていた、ということがよくあるのです。
事故直後などの状態は多くのかたが非日常的な出来事に興奮しているケースがあります。
その場合、アドレナリンやβエンドルフィンなど「痛みが感じにくくなる」物質が分泌されているため、自分が怪我をしているのか分からなくなることがあるのです。
アドレナリンは感覚を麻痺させる効果があるホルモンです。
心拍数・血圧を上昇させて鎮痛作用もあると言われています。
打撲や捻挫、出血を伴う外傷や骨折していても、本来落ち着いている状態であればすぐに痛みに反応しますが、興奮している精神状態では痛みを感じなかった例もありますので、自覚症状がなくとも病院に行くようにしましょう。
なお、後でご紹介する「むちうち症」など交通事故特有の負傷は、事故後数日が経過してから症状が出ることも多いです。
交通事故直後は、まずは受診
交通事故の後は必ず医師のいる整形外科を受診するようにしてくだしあ。
その時に症状がないからと受診しなかった場合、事故日と診断日がずれていると事故による負傷なのかの判断がつかなくなってしまうことがあるからです。
しばらくは症状がなかったけれど、その後むちうち症の症状が出た場合、交通事故後の診断書がないと自賠責保険が適用されないことがあります。
実際、事故が起きてから2週間を超えてしまうと、「ほかの要因で怪我をしてしまったケース」も考えられるため、事故との因果関係を証明するのが非常に難しくなるのです。
軽い怪我でも、自覚症状がなくとも、後から症状が現れる可能性は十分にありますので、自分の身を守るために病院にも行きましょう。
なお、接骨院や整骨院でも診断書を作成することは可能です。
しかし、これはあくまでも後遺症が無い場合です。
後遺障害診断書は、医師が必ず作成する必要があります。
まずは医師の診断を受け、その後医師に相談しながら接骨院、整骨院に通う、または転院することをお勧めします。
むちうち症とは
むちうち症は正式な傷病名ではありません。
頚椎捻挫、パレー・ルー症候群、神経損傷などが正式の診断名となります。
交通事故に多く見られるむちうち症は、事故後から一週間程度の間をあけてから痛みを感じるケースもあります。
背筋の痛みや首のこり、頭痛、吐き気、手足のしびれ、食欲不振など、症状はさまざまですが、事故後に症状が現れた場合はすぐに整形外科を受診しましょう。
痛みが出てきたけれど忙しくて行けない、病院に行くほどじゃない、と治療を受けずに時間だけが経過してしまうと、症状は軽減していたとしても、根本的な部分は治っていないままになってしまいます。
その結果、後遺症が長く続き大きな悩みの一つになる可能性があるのです。
軽い頚椎捻挫であれば三ヶ月ほどで治癒するケースが多く見られますので、症状が軽いからと自己判断をせずに、専門家に相談するようにしましょう。
整骨院・接骨院でも治療が受けられる
「頚椎捻挫」または「頚椎挫傷」の診断を受けて整形外科に通院しているけれど、症状が一向に良くならない、というケースがあります。
その場合は、医師に相談して整骨院や接骨院に通院してみるのも良いでしょう。
整形外科では主に温熱療法や首のけん引などを行います。
整骨院・接骨院では、筋肉をほぐして電気を使い血流を良くし、さらにマッサージや全身のバランスを確認しながらテーピングなどを行います。
このような整骨院や接骨院の、東洋医学の手法による治療がむちうち症には効果的であることがあります。
さらに、むちうち症の治療で整骨院・接骨院に通う場合、むちうち症に自賠責保険の使用が可能となっています。
最近は整形外科と提携している整骨院・接骨院が多いため、比較的スムーズに転院することができるでしょう。
ただし、保険の観点から注意しなければならない点があります。
整骨院・接骨院で施術している柔道整復師は国家資格です。
しかし、中には柔道整復師に似た整体師という資格があることです。
整体師はカイロプラクティックという整体クリニックに多いのですが、整体師は国家資格ではありません。
民間資格であることを覚えておきましょう。
損害賠償請求、後遺障害認定を行う場合は、必ず国家資格がある有資格者からの「治療」が必要となるので、注意してください。
治療する院を選ぶ際には、評判や通いやすさも重要ですが、こういったことも参考にすると良いでしょう。
わかば接骨院では交通事故専門士による治療と無料相談も行っております。
交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。
投稿者 わかば接骨院