わかば接骨院通信

2018年9月 8日 土曜日

交通事故被害者の精神的後遺症について 大府市のわかば接骨院



わかば整体院院長の須崎です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『交通事故被害者の精神的後遺症について』について書いていきたいと思います(^O^)


交通事故の被害者が感じる精神的ストレスとは?


交通事故被害者の権利や利益を守るために立ち上げられた「交通事故被害者サポート事業」のこれまでの事業報告書は警察庁のホームページから誰でも見ることができます。

交通事故で被害にあわれた方やそのご家族の皆さんを様々な形で支援するために作られたマニュアルや、毎年テーマを設けて開催されるシンポジウムの報告書なども読むことができます。

そうした事業報告書の中に、「交通事故が被害者に与える精神的影響」というリポートがあります。

重傷事故の被害者に事故後1か月以内の精神状況を様々な質問で尋ねたところ、49%の人が、「突然に事故のときの光景がよみがえる」と答えています。

「事故のことについて考え込んでしまう」方が35%、「事故を思い出させるようなものや場所を避けてしまう」という人も31%に上ります。

同じ質問を事故から1か月以上が過ぎてから尋ねると1番多い回答は「また同じ事故にあうのではないかと心配だ(46%)」、に変化し、加えて30%の人から「事故に関わることは考えないようにしている」という回答も出ています。

事故1か月以上が経過した後の生活の変化として44%の人が「外出する回数が減った」と答え、「経済的に苦しくなった」24%、「趣味や遊びをしなくなった」23%、「仕事・学校を休みがちになった」19%と続いています。

事故後も続く不安や精神的ストレスが日常生活にも影響を及ぼしていることがよく分かる結果となっているのです。


事故後1か月以内の急性期の心理状況から慢性期へ


急性期と呼ばれる事故後1か月以内にはレベルに差があるものの、事故にあった場合にはほとんどの人に何らかの精神的反応が現われ、こうした人間の正常な反応であるとされています。

事故後1か月以上が経過した時にも社会生活や日常生活に支障が出てしまう程の精神的ストレスを強く感じている人には医療的サポートが必要になってきます。

◎交通事故

急性期(事故後1か月以内)

・急性期の一般的な反応
・解離性障害
・急性ストレス障害
・パニック障害


◎慢性期(事故後1か月以上経過)
治療、ほぼ正常の状態 
 
・PTSD 心的外傷後ストレス障害
・うつ病
・不安障害(パニック障害を含む)
・恐怖症
・依存症(アルコール依存症など)
・対人関係の問題
・社会生活機能の低下



急性期の精神的ストレスを後遺症として残さないために


ここまで見てきたように、交通事故によって衝撃、恐怖、悲しみ、苦しみなどの感情が一気に降りかかることで、事故直後はほとんどの人が様々な精神的反応に悩まされます。

精神的ストレスの大きさは事故の大きさ、負傷の程度、恐怖感、被害者の年齢や性格など様々な要素が関係し、一時的な精神的反応に留まらず事故の後遺症となってしまうことがあります。

急性期に誰もが感じる「一般的な反応」を知ることで、ストレスに感じることをあらかじめ取り除いたり、「これは誰もが感じるストレス」だと自分を落ち着かせたりすることができれば、慢性期に持ち越されるストレスが軽減される可能性があります。

「麻痺、ショック、否認、解離」

 耐えがたい出来事に対する心の防衛反応、夢の中にいるようで体がケガをしていても痛みを感じず、空腹や寒さなどに対する感覚も薄くなり、食事をとらなかったり、寒い場所でも薄着でいたりする。

「恐怖感」

動悸や呼吸が速くなることがあり、手足を冷たく感じたり冷や汗が出ることがある。

「抑うつ」

事故によって体の一部や健康、順調な社会生活など何かを失った時に、気分が落ち込んで何もしたくない状態になる。

「高揚」

九死に一生を得る状態で助かったケースなど、非常に高揚した状態になり動き回ったり、おしゃべりになったりする。

「怒り」

事故の相手だけでなく、自分をサポートしてくれる医療スタッフや家族に向けられることもある。

「無力感」

自分ではどうすることも出来ない状況に無力感を感じ、自分のコントロールができなくなってしまう。

「罪悪感、自責感」

自分のせいで事故がおこったなどと、実際の過失や責任以上の過剰な自責感を感じてしまう。

「焦燥感」

事故による神経の興奮や、体の回復が思うようにいかずイライラ感がつのって、家族や友人に当たってしまう。

「知覚・認知の変化」

突然の悲惨な事故の場合に、事故の記憶が不明確になったり、誤って認知されていることがある。

「睡眠の障害」

自律神経の覚醒状態から深い睡眠がとれなくなったり、眠ること自体が怖くなったりすることがある。

「フラッシュバック」

普通の記憶とは異なり、事故の場面がありありと思い出され、まるで事故の場面に戻ったような感じがする。

「過覚醒」

交感神経の過剰な興奮がもたらすもので、イライラ感や集中力の欠如の他、急ブレーキの音、クラクション、対向車などに対して過剰に反応する。

「回避行動」 

事故を思い出すような物を避けたり、事故の話ができなくなり、保険会社からの連絡なども受けられない場合がある。

「アルコールや薬物の依存」 

精神的苦痛から逃れるために飲酒量が増える場合があり、アルコール依存症、睡眠薬の過剰摂取など依存が起こる場合がある。

交通事故によってもたらされる精神ストレスを乗り越えるためには、ご家族のサポートが大変重要です。

事故による負傷については、医療機関の専門家による適切な治療を受けることにより「抑うつ」や「焦燥感」の軽減につながります。

わかば接骨院では交通事故専門士による治療と無料相談も行っております。

交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。

投稿者 わかば接骨院

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