わかば接骨院通信
2016年11月30日 水曜日
交通事故の打撲と後遺症について 大府市のわかば接骨院
打撲の症状について
交通事故に遭い、体の一部をどこかにぶつけたり、物が飛んできて体に当たったりするとその部分に打撲が発症します。
日常生活で机の角などにぶつかったときに生じるような軽い打撲であれば、人間の自然治癒力で回復していきます。
しかし、交通事故はぶつかったときの衝撃が大きく、たとえ打撲であっても重症化する恐れがあります。
打撲も発症後に適切な処置をしなければ、後遺症として残ってしまうこともあるのです。
打撲の内出血について
打撲は皮膚の外に血液が出るわけではないですが、皮膚の内側で血管が傷ついていたり筋肉が損傷しています。
打撲すると人間の自然治癒力が働き、損傷した箇所を修復するために血液が一気に集められます。
これが、打撲特有の内出血が起きる理由です。
内出血は、傷ついたところを治そうとする人間の当たり前の反応なのでそれほど心配する必要はありませんし、時間がたてば落ち着いてくる症状です。
しかし、血液が一か所に集まると患部の修復作用はありますが、重度の打撲の場合は修復後に血流が滞り、筋繊維が硬くなってしまうことがあります。
するとその部分の血管や細胞がもろくなり、痛めやすくなってしまいます。
例えば、交通事故で腰を打撲すると、治ってから腰痛が発症したり椎間板ヘルニアなどの病気を発症する可能性が高くなるのです。
つまり、一度ひどい打撲をした部分は、その後他の症状が発症しやすくなってしまうということです。
打撲の処置について
打撲は事故後の処置を適切に行ったかどうかで、その後の治療期間や後遺症の有無が変わります。
以下の3点が打撲直後の応急処置において重要なポイントです。
①アイシング
打撲した直後は、患部が炎症を起こし熱を持っているので冷やさなければいけません。
手や足であれば、氷水の入ったバケツに患部を付けて冷やします。
それ以外の場所であれば、保冷剤をタオルで包んだものや氷嚢を患部に当てましょう。
冷やす時間は1回20分以内にして、それを何回か繰り返します。
②圧迫する
炎症を抑えるために、テーピングをしたり包帯を使って、患部を固定して圧迫します。
痛みが出るほど強く圧迫すると、血流が悪くなって逆効果になるので、適度な力で圧迫しましょう。
③患部を心臓より高く上げる
打撲をした直後は、患部に血液やリンパ液が溜まりやすく、そのままにしておくと腫れがひどくなってしまう恐れがあります。
腕であれば、心臓よりも高く挙げてください。
下半身の場合は、椅子やクッションに足を乗せて寝ることで患部を高くあげるようにしましょう。
わかば接骨院では交通事故専門士による無料相談も行っております。
交通事故治療についての詳細はこちらをご覧ください。
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2016年11月28日 月曜日
交通事故の症状と治療 大府市のわかば接骨院
交通事故後に発生する不調
交通事故の後に生じる痛みは、首や背中に症状が出るむち打ちをはじめ、骨折や打撲など幅広いです。
交通事故では、普通では考えられないような大きな力が体にかかります。
この大きな力がかかることで、体に歪みを引き起こすこともあります。
骨折や打撲は外から見てすぐに「けがをしている」と判断できるので、治療もすぐに開始できます。
しかし、歪みは外から見てもわかり肉ですし、なかなか自覚症状が出てこないのが問題点として挙げられます。
交通事故の後に歪みが原因で肩がこるようになっても、「疲れているからしょうがない」と放置してしまう恐れがあるのです。
歪みをそのまま放置しておくと将来的に椎間板ヘルニアなどの病気になる可能性も高くなってしまいます。
また、わずかな歪みはレントゲンでも判断が難しいため病院で診察を受けても「異常なし」と判断されることもあります。
この場合、痛み止めの湿布や注射で温存療法を行い、症状が落ち着くのを待つのが一般的な治療法です。
ですが、これはあくまで症状を落ち着かせる対処療法でしかないため、歪みを治さなければ腰痛や肩こりは慢性化し、歪みによる無理な姿勢がさらなる別の歪みを発生させる可能性もあります。
身体の歪みチェック
自分の体が歪んでいるかどうかを簡単にチェックできる方法を2つご紹介します。
◎骨盤の歪みチェック
①足を肩幅くらいに開いて立ちます。
②両手を重ねて、手を左足の先に近づけるように体を倒します。
③左が終わったら、右を行います。
左右どちらかが「やりにくいな」と感じたり、痛みがあれば骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
◎肩の歪みチェック
①鏡の前で、両手の力を抜いて立ちます。
②両手を高く上げます。
鏡に映る姿を見て、左右の手の上がり方に違いがあったり、顔と腕の隙間に左右で差があれば方が歪んでいる恐れがあります。
ケガを長引かせないことが大切
交通事故による歪みも日常生活が原因で起きた歪みも放置すると、慢性的な腰痛や肩こりを引き起こしかねません。
交通事故の後、「なんだか調子がおかしいな」と感じたら、早急に信頼できる医療機関に相談しましょう。
交通事故で負傷したら、交通事故によるケガの治療経験がある医療機関を選ぶことをおすすめします。
接骨院では、筋肉や骨格の豊富な知識をもとに患者さんの症状に合わせた治療を行います。
ケガの治療だけでなく、日常生活の動作や姿勢などから歪みをチェックし、再発を防ぎます。
わかば接骨院では交通事故専門士による治療と無料相談も行っております。
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2016年11月22日 火曜日
自転車の交通事故リスク 大府市のわかば接骨院
自転車事故の状況
運動不足の解消や排気ガスを出さないエコな移動手段として人気が活性化している自転車ですが、利用者の増加に伴って交通事故も増えています。
「自転車は車よりも安全」「たとえ事故に遭ったとしても軽いけがをするくらいだろう」と自転車を甘く見ていると、大きな事故につながります。
自覚せずに利用している人が多いですが、自転車は道路交通法上は車両のひとつに分類されます。
万が一、自転車で交通事故を起こせば自動車と同じように刑事責任を問われることになるのです。
他人にケガを負わせた場合には、民事上の責任を問われ、損害賠償が発生することもあります。
重大な後遺症が残るケガをさせたり、相手を死亡させるような事故になったら、たとえ自転車事故でも数千万円の金額を支払わなければいけなくなります。
近年実際にあった事故では、小学生の男の子が自転車で走行中に歩行中の60代の女性と正面衝突し、女性の意識が戻らず男の子には9500万円を超える金額の支払いが命じられた例があります。
特に自転車事故の死亡者数は、60歳以上の高齢者が圧倒的に多いです。
自転車に乗る人は、誰しも同じように事故に遭う危険も事故を起こす危険あるということを忘れてはいけません。
自転車を運転する人の保険
どれだけ注意していても、突然の飛び出しなど不慮の事態は避けられません。
もしもの時のために、自転車を運転する人は事故に備えた保険に加入しておきましょう。
自動車を運転する人は、もれなく全員が自賠責保険に入らなければいけませんが自転車には強制的に入らなければいけない保険がありません。
そのため、自分で任意の保険に加入する必要があるのです。
自転車事故に対応する保険は大きく分けて以下の3つがあります。
1.個人賠償責任保険
個人やその家族が、日常生活で他人にケガを追わせたり他人の物を破壊するなどした時に、損害賠償金や弁護士の費用などを補償してくれる保険です。
自転車で他人を負傷させたり、他人のものを壊したときにも使えます。
2.傷害保険
傷害保険は、自分が何らかの原因でケガをして入院・通院をした際もしくは死亡した時の補償をしてくれる保険です。
自転車でケガをしたり、転倒して骨折した時などにも補償が受けられます。
3.自転車保険
自転車保険は、自転車に乗っているときに負ったケガや歩行中に自転車にはねられたときに負うケガの補償に加えて、自転車に乗っているときに他人にケガをさせたり他人のものを壊したときの補償もされます。
つまり、個人賠償責任保険と傷害保険の特徴を併せ持った、自転車事故に特化した保険が自転車保険です。
保険会社によって細かな補償内容が違うので、値段や条件を照らし合わせて自分に適した保険を選びましょう。
わかば接骨院でも交通事故専門士による交通事故のケガの治療を行っております。
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2016年11月19日 土曜日
交通事故の腰痛治療 大府市のわかば接骨院
交通事故の急性腰痛
交通事故で生じる腰痛は、急性腰痛と慢性腰痛どちらも発症する可能性があります。
まず、急性腰痛の場合は、腰に交通事故の衝撃が加わり「グキッ」という強い痛みを感じます。
動くことができることもありますが、たいていの場合は少し体を動かすだけでも痛みが走り、人の手を借りないと歩くこともままなりません。
特に多いのが、腰椎がずれたことで発生する急性腰痛です。
健康な腰は、腰椎という骨が積み木のように積み重なった構造をしていますが、そこに交通事故というショックが与えられることできれいに積んであった腰椎にずれが生じるのです。
すると、その部分の靭帯や筋肉が損傷して炎症を起こし、激しい痛みとなって表れます。
交通事故の急性腰痛を放置すると、次第に痛みが強くなり、慢性の腰痛になったり手足にしびれが出てくることもあります。
早期に治療を開始することが重要であり、痛みが治まるまではできるだけ安静に過ごす必要があります。
交通事故の慢性腰痛
交通事故後に、腰がずしっと重くなったり痛みが継続して続くようになることがあります。
これは事故によって骨盤が歪んだことが原因のひとつです。
骨盤の上には背骨が乗っていて、筋肉がその重みを支えています。
この筋肉部分に何らかの負荷がかかるようになると、血行が悪くなり、筋肉が凝り固まってしまいます。
すると、慢性的な痛みが腰に起こるようになり、日常生活にも影響が出ます。
歪みが原因で発症した腰痛は、そのまま放置すると歪みがますますひどくなり、神経を圧迫する恐れもあります。
慢性腰痛は、急性腰痛に比べて完治に時間がかかるため早めに治療を開始することが重要です。
腰痛の治療について
交通事故で発症した腰痛の治療は、以下の3つの方法を組み合わせて行います。
①けん引治療
けん引治療は、わきを固定して骨盤を足の方へ引っ張り、椎間板に余裕を作って圧迫を和らげるという治療方法です。
けん引には、硬く縮こまった筋肉を伸ばすストレッチ効果も期待できるため、腰痛の治療には広く用いられています。
ただし、腰に一定の負荷がかかるため急性の腰痛や痛みが強いときに行うと逆効果になることもあります。
②電気治療
電気治療では、痛みが起きている部分に微弱な電気をあてて、患部とその周りに筋肉をほぐしていきます。
滞った血流を促す効果もあります。
③温熱治療
温熱治療は、特に慢性腰痛の治療に効果を発揮します。
歪みによって悪くなった血行を促進し、腰に蓄積した疲労物質を外に排出するよう促す効果が期待できます。
硬くなった筋肉もほぐれるので、動きもスムーズになります。
わかば接骨院でも交通事故専門士による交通事故のケガの相談に対応しております。
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2016年11月16日 水曜日
冬の交通事故と病院 大府市のわかば接骨院
冬に増える交通事故
冬になり、気温が下がってくると交通事故が増えます。
交通事故の発生件数を月別で見ると、12月が最も交通事故が多いというデータもあります。
12月をはじめとする冬期は比較的交通事故の発生件数が増える傾向にあります。
今回は冬に交通事故が起きやすい理由と対策についてご紹介します
冬の交通事故の原因
なぜ冬になると交通事故が起こりやすくなるのでしょうか?
冬に交通事故が多い理由は以下の3点があります。
①道路が凍結する
冬の道路で最も危険なことは、道路の凍結です。
気温が下がると雪が降る日もあり、車の運転には非常に気を使いますよね。
雪が降っていなくても、気温が下がりすぎると道路が凍結することがあります。
凍結した道路で最も危険なのは、ハンドルのコントロールが効かなくなるスリップです。
特に、ブレーキをかける際やカーブを曲がるときはスリップしやすく、重大な事故になりかねません。
凍結による事故を防ぐためには、スタッドレスタイヤを使用するのが効果的です。
普通のタイヤに比べて、凍結した道路で滑らないような加工が施されているため、スリップする可能性が格段に低くなります。
また、普段よりもスピードを落とし、車間距離を広くとるようにして、事故の危険を遠ざけましょう。
道路が凍結するほどの寒い日には、車を運転する人だけでなく、歩行者や自転車の人も思わぬ事故に巻き込まれぬよう細心の注意を払う必要があるのです。
②強い風
冬には冷たい北風が吹きますよね。
高速道路では、強い横風が命取りになることがあります。
車体が横から強い風を受けると、車がバランスを崩してぐらつきます。
するとドライバーはパニック状態になり、ハンドル操作を誤ったり急ブレーキを踏んだりして事故を起こしてしまいます。
あまり知られていませんが、強風にあおられたことが原因で事故が発生することは少なくないのです。
強風による事故を防止するためには、スピードを出しすぎないことが重要なポイントです。
速度が出ているほど、強風にあおられた際の衝撃は大きく感じます。
スピードが出ていなければ車は安定するので、たとえ高速道路であっても風が強い日にはスピードを落として走行しましょう。
③急ぐ人が増える
12月は何かと忙しくなり、バタバタする日が増えますよね。
「忙しい」という意識が、運転にも反映されてスピードを出しすぎたり、運転が荒い車が増えます。
交通量自体も12月は年間を通して最も多いので、単純に車の数が増えたことで事故が発生する可能性が高くなります。
急いでいるときこそ気持ちを落ち着けて、冷静に運転するようにしてください。
もしも交通事故で負傷した場合には、軽いケガであっても必ず病院を受診しましょう。
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